だいしょう
これからのなか

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わたしたちのむこのなかは、むかしからやさいづくりのさかんなで、ながあいだせんだいみんだいどころやくをはたしてきました。これはひろがわとりがわじょうりゅうからはこんでくるよいつちと、ゆたかなみずやあたたかいきこうにめぐまれているからです。いまでもたくさんのやさいがまいにちいちおくされています。

ところが、せんだいじんこうがふえるにつれて、こうつうがべんりなせいもあって、このなかにうつりひとがしだいにおおくなってきました。それにつれて、なかとおこくどう4号ごうせんせんだいくるまのこんざつも、たいへんなものになってきています。そこでせんだいでは、なかをすこしでもみよいところにするため、ゆるしのないたてものかってることのできないじゅうたくいきにさだめるなど、いくつかのけいかくをたててじっこうにうつしています。

(1)かくせいぎょう

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けんこうせんだいでは、いまあたらしいまちづくりのごとすすめていますが、そのひとつとして、かくせいぎょうがあります。これは、まがりくねったどうをまっすぐにしたり、あたらしくどうをつくってがいじゅをうえたりして、あかるくみよいまちにしようとするものです。いま、せんだいえきひがしぐちでもそのこうおこなわれています。こうしたこうをしているところが、ないでは8かしょもあります。西にしなかはすでにわっており、ほそうされたひろどうがごばんののようにはしっています。あたらしいいえつぎつぎにてられ、たくさんのひとびとがよそのからうつってきています。いまはやなぎせいぎょうはじめられていますが、しょうらいは、ふくろばらろうまるせいして、こうえんをつくったり、みんびょういんたいいくかんなどもてて、いまよりもっとみよいじゅうたくにしていくていだそうです。そうなれば、このなかは、こうつう便べんこうがいやそうおとになやまされることのないすばらしいところとなることでしょう。

かくせいされた西にしなかしょう56ねんさつえい

かくせいとはべつに、やなぎでは、ほじょうせいぎょうしょう60ねんの3がつわっています。それまでのやなぎは、のうどうようすいはせまく便べんで、のうだいしょうさまざまなかたちをしていたため、おおきなのうぎょうかいなどを使つかってののうぎょうじゅうぶんにできませんでした。そこで、これらのっていた57めいひとびとが、くにけんちからをかり、5ねんねんげつをかけてせいしました。こののうには、ほうしきれられ、きゅうすいせんけられました。のうどうひろくなり、はたけもきちんとせいされ、これからののうぎょうがきたいされます。

やなぎのほじょうせい
うえスプリンクラーすぷりんくらーきゅうすいせん

いませんだいてつこうしょう62ねんかいぎょうをめざして、さかんにおこなわれています。てつしゃりょうになるおお西にしなかとをむすぶためのはしをかけるけいかくすすめられています。このはししょう65ねんごろまでにはできるそうですが、それがかんせいすると、西にしなか鹿やまきたやまはらのまちとうづかとをむすぶじゅんかんせんにつながります。そうなると、4ごうせんくるまのこんざつはだいぶすくなくなることでしょう。また、てつようしたり、ものをはこんだりするのにも便べんになることとおもいます。

(2)どう

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みなみせんだいえきちゅうしんとするどうけいかくもあります。えき西にしがわやなぎせんはすでにはんぶんはできており、となりのとりへとつづいています。えきひがしがわろうまるせんは、いまこうすすめられています。
このほか、なかをじゅんかんするどうけいかくされており、くるまのこんざつのない便べんみよいまちづくりをすすめています。

なかどう完成かんせいてい

これらのどうとはべつに、せんだいひがしバイパスもあたらしくつくられます。このどうせんだいくうこうせんだいこういしのまきとをむすゆうりょうどうで、とうほくどうしゃどうとはせんだいみなみゆうりょうどうでれんらくするけいかくだそうです。しょう70ねんまではしゃせんを、しょう75ねんまでにはよんしゃせんとおすそうです。このどうかんせいすれば、よそのくにけんからこうふねくるまでやってくるひとや、おくられてくるしなものを、これまでよりはやけんないかくおくりとどけることができるようになります。また、みやけんとうほくかんこうにもやくつものときたいされます。

(3)かいがんこうえん

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わたしたちのせんだいを、よりあかるくみよいところにするためには、こうえんだいなしせつのひとつです。いまないには192のこうえんがありますが、そのひとつにかいがんこうえんがあります。このこうえんは、ななかわとりがわとのあいだで、かいがんぞいにのようにほそながつづいています。541.1にもおよぶひろいこのこうえんには、うつくしいすなはまと、うみかぜをふせぐためのくろまつばやしつづき、だいこめをはこぶためにほられたといわれるていざんうんながれています。これらのすばらしいぜんと、むかしのすがたをいまつたえるせきや、そこでそだせいぶつたいせつまもそだてるとともに、みんしょにしようとするものです。そのために、きゅうじょうをつくったり、かいひんしょうねんぜんいえてるていだそうです。

かいがんこうえんまえとりがわぐち

(4)すいどう

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せんだいのようにおおきなになると、たくさんのこうじょうなどがてられます。それにつれて、おおくのひとびとがあつまってきてくらすようになります。いませんだいには、およそ70万ひとひとびとがんでいますが、こうじょうかくてい使つかわれるみずりょうはたいへんなものになります。使つかりょうがふえてくると、それにしたがって、すてられるみずりょうもふえてきます。このすてられたみずあつめて、きれいなみずにし、かわうみながしてやるのがすいどうやくです。また、よごれたみずながしてやったり、たまっているみずをなくして、はっせいをふせぎ、いやなにおいをなくしたりするはたらきもします。ところが、このくらしにたいせつすいどうなかにはまだできていません。

そこで、なかひとびとは、でくみってもらったり、ぶんでよごれたみずをきれいにするせつびをつくっています。また、のうぎょうようすいとりがわながすようなふうもしています。

せんだいでは、しょう63ねんから70ねんにかけて、なかでもすいどう使つかえるようにけいかくすすめています。それによると、なかないに4ほんかんせんをつくり、それにないからすいあつめて、ろうまるにあるせんだいじょうながしてやります。そのすいは、さらにいわぬまにあるけんなんじょうおくられ、そこできれいなみずになってうみながされるしくみになっています。このように、よそのまちにまたがるごとあいは、せんだいだけではできませんので、けんきょうりょくしてやります。このこうは、くまがわりゅうりゅういきすいどうけいかくとよばれます。

くまがわりゅうりゅういきすいどうけいかく

けいかくせるぶんしょ

(5)せき

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わたしたちのなかには、たくさんのせきがあります。くりせきあんきゅうひがしせきなどのじゅうきょあと、むかしのひとたちがねがいをこめてたてたいたたかだてやましろあと、みちのくにさびしくんでったさねかたちゅうじょうはかなどがあります。これらのせきについては、ひょうこそたてられていますが、れはあまりされておらず、あれはてています。わたしたちのせんはたらきをもっとよくらせるためにも、きれいにせいびしたり、くわしくせつめいするなどのこころくばりがほしいものです。

また、たかだてやまたくぞうせいがすすみ、あかちゃけたやまはだがられますが、ぜんがしだいに少くなるのは、ほんとうにさびしいことです。

1500ねんじゅれいかぞえる「やなぎカヤかや

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